
「脱毛」と言っても、医療機関の医療脱毛とエステサロンで行われている光脱毛などを比べると様々な点で異なります。綺麗を目指し脱毛を始める前に、まずは「エステサロン脱毛」と「医療脱毛」の違いを把握しておきましょう。
違いについて、まずは表で確認!
医療脱毛 | エステ脱毛 | |
施術回数 | 約5回 | 15回以上 |
脱毛期間 | 照射パワーが強い (短時間で脱毛できる) |
照射パワーが弱い (長時間通う必要がある) |
脱毛資格 | 有資格者が施術 (安心でき高い効果が期待できる) |
資格無しでも施術が可能 (トラブルのリスクが高まる) |
医師の診察 | 医師の診察がある (肌の状態をしっかり診断) |
カウンセラーのみ (医療の観点で見れない) |
肌トラブル | 迅速・適切に対応 | 店舗では対応出来ない (傷跡が残る可能性も) |
「エステサロン脱毛」と「医療脱毛」の大きな違い
前述の表でエステサロンが行う脱毛と、医療脱毛の違いについてご理解いただけたと思います。先ほどの比較表をもう少し深堀りしてさらに紹介していきます。
脱毛完了までの期間が医療脱毛の方が早い
医療機関が取り扱っている医療脱毛と、エステサロンが行っている光脱毛(プラズマ脱毛など)の違いは、使用する「脱毛機器」が違うことが1番のポイントであると言えます。医療機関には医師が常勤しているため、施術中など万が一トラブルが発生しても適切な処置が行えるため、強力なレーザー機器を使うことが国から許可されています。そのため、より強力で脱毛効果の高い機器の使用ができます。
エステサロンの場合、医療機関とは違い強力な機器を使用することができないため、脱毛が完了するまでにかかる時間は長くなります。エステサロンの脱毛より医療脱毛の方が期間が早いと覚えておきましょう。
医療機関は、有資格者が脱毛をしているから安心できる
医療機関で脱毛施術を行うのは、しっかり研修を行った医療従事者である「有資格者」です。有資格者とは医師や看護師のことをいい、脱毛を行う際のリスクや万が一のトラブルなどをきちんと学び、常に安全で効果の高い脱毛を行えます。
それに対してエステサロンで行う脱毛は、医療機関では無いため医療従事者ではない「エステティシャン」が照射を行うため、言ってしまえば誰もが脱毛を行うことが出来るのです。中には、市販の家庭用脱毛機と照射パワーが変わらない機器を使っているサロンも存在しています。脱毛施術に対して、絶対的な「安心感」と「効果」を期待するのであれば医療機関で医療脱毛をされることをオススメします。
脱毛サロンに医師はいない
医療脱毛を行っているクリニックでは、医療機関ですので当然医師が在籍しています。そしてカウンセリングの際に、医師がしっかりと肌の状態を診察し、脱毛施術の照射パワーなどを決定。もちろん万が一トラブルが起こった際も、院内に在籍する医師が行うため迅速で正確な対応が可能となるのです。
ここまでの紹介のようにエステサロンには医師がおらず、カウンセリングも「エステティシャン」、または「カウンセラー」が行います。症例が多数あり、たくさん経験を積んでいるとは言え、医療の観点で「診断」を行うことはできません。
まとめ
ここまでの紹介で、エステサロン脱毛と医療脱毛の違いについて見てきました。ご理解いただけましたでしょうか?「脱毛」と言ってもエステサロン、医療機関が行うものでは機関や効果も大きく異なります。
そして脱毛には、「火傷」や「炎症性浮腫」といったさまざまなリスクがつきもの。安心して効果的に脱毛を行いといった場合には医療脱毛を受けられることをおすすめします。