
みなさんは「医療脱毛」と「エステ脱毛」の違いについて、どれくらい知っていますか?脱毛を始める前にその違いを理解するというのはとても重要。とくにこれまで脱毛をしたことがない人で、違いを理解しないまま脱毛を始め、お金と期間を費やしたものの思っていたような結果が出なかったと後悔される方は多くいます。
ここでは医療脱毛に関する疑問を4つ紹介します。脱毛を始める前に最低限知っておきたい内容でもあるため、確認をしておきましょう。
医療脱毛とは「医療用機器」を使った脱毛のこと
「医療脱毛って何?」「エステサロンの脱毛と何が違うの?」と疑問を持つ方は意外に多いもの。簡潔に言うと、医療脱毛とは「医療用機器」を使った脱毛のこと。主に医療脱毛はレーザー、電気針による脱毛により永久的な効果が期待できるとされています。
医療脱毛は医療行為にあたるため、厚生労働省が認可した機器しか使用できなく、また施術を行うのも医師管轄のもとでなければ行うことが認められていません。そして、エステサロンでの脱毛と違い医療脱毛では「永久脱毛」をうたっても問題がありません。それだけ医学的な視点に基づき、強力な機器を使っているからこそ得られる効果だと言えます。
理論上では「永久」に毛が生えないが・・
医療脱毛は、基本的に毛母細胞を直接破壊するため理論的には一度破壊された毛穴から再び毛が生えてくることは考えられません。そして毛母細胞を直接破壊する脱毛方法は医療機関以外では取り扱うことができないため、施術後に適切なケアを行なわないと肌に大きなダメージを与えてしまう怖れがあります。
それは裏を返すと医療脱毛がしっかりと効果が期待できる脱毛方法であるという裏づけにもなります。ただし、ここで注意が必要。1度医療脱毛を終えたから、その場所から一生ムダ毛が生えてこないかと医師に聞くとNOと言われるでしょう。
その理由は毛周期の関係で医療脱毛を行なっている最中に、表へ出てこなかった隠れた毛が表れてくる可能性があるから。脱毛後に「医療脱毛をしたのに毛が生えてきた」とトラブルになるケースは意外と多いため、しっかりと理解をしておいてください。
医療脱毛とエステ脱毛の決定的な違いは「照射パワー」
脱毛に関する知識がない人は、「医療脱毛」と「エステ脱毛」は何が違うのかと悩みます。違いについて説明をすると、キリがないため決定的な違いを紹介します。医療脱毛とエステ脱毛の決定的な違いは、取り扱う機器の「照射パワー」です。
クリニックや美容外科といった医療機関には医師が常勤しているため、より強力なレーザー脱毛が行えることを国から認められています。対してエステサロンでは医師が常勤しておらず、国からの認可もないため、医療機関が取り扱う脱毛機器と比べるとエステサロンで使用する機器は「照射パワー」がかなり落ちてしまいます。
これが、医療脱毛とエステ脱毛の決定的な違いと言えます。パワーが強力である医療脱毛の方が、効果的・期間が短い・医師が見てくれて安心といった理由からエステ脱毛より人気が高い傾向にあります。
医療レーザー脱毛の終了期間は約1年
医療レーザー脱毛の終了期間は、2~3ヶ月ごとの約1年間というのが一般的。しかし、脱毛を受けられる人の肌質や医療脱毛を行なう部分によって期間は大きく変動する場合があります。
医療脱毛は、照射する光がメラニン色素に反応することで効果を出します。そのため、太くて濃い毛であれば、効果が得られやすくなるため、1年より早く終る可能性があります。逆に産毛のような薄い毛であった場合、レーザーが反応しづらくなるため時間がかかり、1年という期間を過ぎる可能性もあります。
診察を受ける際には、しっかりと該当箇所の脱毛期間がどれくらいかかるのかを聞いておきましょう。
まとめ
ここまでで、医療脱毛について紹介してきました。しっかりと把握できましたか?冒頭でも説明したように、脱毛を始める前には必ず「医療脱毛」と「エステ脱毛」の違いを理解しておきましょう。
お金と期間をかけるといった部分も大事ですが、何よりも自身の体を任せて処置をしてもらうといったことが何より大きいです。今回の内容が少しでも役立てば嬉しいです。
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