
「レーザー脱毛」と聞くとイメージ的に1種類!と思う人は意外と多くいます。しかし、現在日本で取り扱っている医療レーザー脱毛は6種類。それぞれに特徴があり、適切な部位で使い分けをすれば効果的に脱毛をすることが可能です。
下記で、現在日本で取り扱っているレーザー脱毛6種類と特徴について紹介します。
医療レーザー脱毛とは何かをまず理解しよう
医療レーザー脱毛はこれまで主流であった針脱毛と比べ、痛みが少なく効果が出るということで急速に普及してきました。医療レーザー脱毛は黒いメラニン色素にのみ反応し、周囲の皮膚を傷つける心配が少ないとされているのが特徴。
また、毛の色である「黒いメラニン色素」に反応する波長レーザーを照射すると、熱が毛根にいきわたり毛根組織が破壊されます。毛根は1度組織が破壊されると毛が生まれなくなるため、毛が生えてこなくなるといった特徴があります。
医療機関でのみ取り扱える「レーザー脱毛」の種類を紹介
これから紹介する医療レーザー脱毛は、医療機関でのみ行えるものとなります。近年ではハンドピースを変えるだけで波長や出力を自由に変更できるなど、どんどん脱毛機器が進化しています。下記では、「王道の医療レーザー脱毛機」と一般的に言われている3つと、その他3つを紹介します。
王道1. ダイオードレーザー
他のレーザー脱毛と比べて照射範囲が広く、短時間で効率よく脱毛できるのが特徴。また痛みが少なく、ある程度の産毛まで対応が可能。医療脱毛の中では「王道」とも言われており、現在でもよく使用されているレーザーです。
王道2. アレキサンドライトレーザー
先ほどのダイオードレーザーより痛みを感じると言われています。脱毛機に焼却装置がついているためレーザー照射時にジェルを塗布する必要がありません。心配と思われがちな、ジェルによるアレルギーが起こる可能性も低いとされています。
技術をスピーディーに行えるのも、アレキサンドライトレーザーの大きな特徴です。
王道3. ロングパルスヤグレーザー
男性に行う脱毛機器として最適と言われているレーザーです。ダイオードレーザーやアレキサンドライトレーザーよりも、光がより深く届くため男性のヒゲによく使われます。また地黒の人も脱毛できるのが特徴。
他にも、IラインやVライン、レーザーフェイシャルも女性が行うときにも使われています。ハンドピースを変えればさまざまな用途に使える複合機です。
4. YAGレーザー
アレキサンドライトレーザーなどはメラニンに反応するため、日焼けをした皮膚には使えない場合も。しかし、このYAGレーザーは日焼けをして黒くなった肌にも使えるレーザーです。YAGレーザーもロングパルスヤグレーザーと同様に濃い毛・地肌が黒い人に適したレーザーと言えます。
5. G-MAX
肌へかかる負担が少なく、色黒の方・日焼けをした人でも安心して治療が受けられます。また硬く深い毛の方、デリケートな肌の方でも照射が可能。短時間で脱毛ができるのも大きな特徴です。
6. ライトシェア・デュエット
他の種類と比べて、痛みをほとんど感じないのが特徴。吸引を行い皮膚を伸ばしてから毛のメラニンだけを選びレーザー照射ができるため、レーザー出力が弱くても効果的な脱毛作用が得られます。また、照射面積も広く従来と比べて1/3ほどの時間で施術を行うことが可能です。
まとめ
ここまでで、医療レーザーの種類とそれぞれの特徴について紹介してきました。参考となりましたでしょうか?今回それぞれの特徴をお伝えしましたが、通われるクリニックによってどの機器が導入されているかは違います。
事前にクリニックへ行かれる前に、比較ミサイトで確認するなど調べておくことをオススメします。またしっかりと診察で肌状態を見てもらい、自身に合う機器を使って施術が受けられるようにしましょう。
関連記事を読む
Users who have LIKED this post: